愛犬の写真を撮るなら、こちらを向いた可愛い一枚を残したくなります。私もラッキーの名前を呼び、カメラ目線になる瞬間を待っていました。でもあとから見返すと、正面を向いた似た写真ばかり増えていたんです。
そこで、散歩中はラッキーを撮影のために止めず、妻と歩く横姿や前を向いて進む後ろ姿も撮るようになりました。犬だけを大きく写すのではなく、道やベンチなど、その場所が分かるものも少し入れています。
この記事では、カメラ目線を求めずに撮る方法、犬を動かさず撮影者が前や横へ移る方法、リードを持つ人と撮る人を分けている理由を書いています。
散歩の流れを止めず、安全を見ながら自然な姿を撮りたいときの参考になればと思います。
カメラ目線だけを狙わなくなった
ラッキーを正面から撮り、きちんと目線が合った写真はやはり可愛く見えます。大きな耳や表情も分かりやすく、妻や友人へ見せる一枚としては申し分ありません。
ただ、散歩の途中で毎回それを狙うとなると、名前を呼び、立ち止まらせ、こちらを向くまで待つことになりますが、ラッキーにしてみれば、カメラよりも地面の匂いや周囲の音のほうが気になるのでしょう。
そんなときは名前を呼んでも、こちらを一瞬見ただけで別の方向へ顔を向けることも多いです。
以前は、目線が合わないと撮影に失敗したように思っていました。ところがある日、妻の隣を歩くラッキーを少し離れた場所から撮ったことで、その考え方が大きく変わりました。
その時ラッキーはこちらを向いていませんでしたが、妻の歩幅に合わせて進む姿や、二人が向かう先まで写ると、正面写真とはまた違う動きが出ていたんですね。

私にとっては新しい発見でしたが、そこから、散歩中の写真を二つに分けて考えるようになりました。
一つは、カメラ目線で表情を残す写真。
もう一つは、歩いたり立ち止まったりしている姿を、そのまま撮る写真です。
こちらを向いていなくても、普段どおり動いている姿が写っていれば、散歩中らしい一枚になります。
正面写真をやめたわけではありませんが、毎回カメラ目線だけを待たなくなったことで、横顔や歩く姿など、以前とは違う写真も撮れるようになりました。
道や景色を入れると散歩らしくなる
最初の頃は、こちらを向かずに普段どおり歩いている後ろ姿なら、作った感じのない自然な写真になると思っていました。
でも実際に撮ってみると、どこを歩いているのか分からないことがありますし、ただラッキーの背中を撮っただけのようにも見え、なんとも単調な写真になってしまいます。
同じ後ろ姿でも、小学校の周りを歩く場面と、小川沿いの遊歩道を進む場面では印象が全然違います。道の広さや並んでいる木、空の色が入ると、ラッキーがどこを歩いているのかが伝わりやすくなるからです。

こうしたことから、撮影ではラッキーのほかに、その場が分かるものを一つ入れるようにしています。
- 川や橋
- 並木道
- 公園のベンチ
- 妻の足元やリード
たくさんのものを入れようとすると、今度は構図を整えることばかり考えてしまいます。
「今日はこの道を歩いている感じが出ればいい」
そのくらいで撮るほうが、写真の中がごちゃごちゃせず、落ち着いて自然な写真になることが多いと思います。
妻の足元やリードが少し写るだけでも、ラッキーだけを大きく撮った写真とは見え方が変わります。誰と一緒に歩き、どちらへ進んでいるのかが分かるからでしょう。
私が考える自然な散歩写真は、犬がこちらを向いているかどうかにかかわらず、ラッキーが何を見て、どこを歩いているのかを想像できる写真です。
こうして景色まで一緒に写すと、ラッキーの後ろ姿にも、その日の散歩らしさが出てきます。
犬を止めず撮る側が動く
ラッキーの普段どおりの姿を撮りやすいのは、妻がリードを持って歩いているときです。
二人に立ち止まってもらうのではなく、私が少し前へ回ったり、横へ離れたりしながら撮ります。
前へ出れば、妻とラッキーがこちらへ歩いてくる姿を撮れますし、横へ移れば、歩幅や目線の先が見えます。少し後ろへ下がれば、二人が同じ方向へ進む様子も残せます。
撮影のたびに名前を呼び、こちらを向かせようとすると、いつもの散歩とは違う、少しぎこちない感じになることがありますが、それよりも、妻とラッキーには普段どおり歩いてもらい、私が立つ位置を変えるほうが自然でした。

公園のベンチで休んでいるときも同じです。
ラッキーが遠くを見ているなら、無理にこちらを向かせず、横顔が見える位置へ移ります。
「ラッキーは何を見ているんだろう」
そう思いながら撮った横顔は、名前を呼んで作った表情とは違う面白さがあります。何かを見つけたのか、音が気になったのか、それとも何も考えていないのか。答えは分かりません。
それでも、愛犬を動かそうとするより、撮る側が数歩動くほうが、散歩の流れを止めずに違う姿を撮れますね。
立つ位置を変えるだけなので、特別な機材や難しい設定を使わなくても、いろいろ試せるのも良いところです。
リードと撮影の役割を分ける
散歩中に撮影するとき、我が家では妻がリードを持ち、私がカメラを担当することが多いです。
リードを持ちながら撮ると、ラッキーの動きを見ながら構図まで考えることにもなり、どちらにも集中しにくくなります。
撮影に集中する人と、ラッキーや周囲を見る人を分けることで、私は立ち位置を変えやすくなりました。妻も普段どおり歩いてくれるので、ラッキーを撮影のために何度も止めずに済みます。
ただ、妻とラッキーが先へ進んでいるのに、私が写真へ夢中になりすぎることもありますね。
私が撮る場所を迷っているうちに二人との距離が開き、「遅い!おいてくよ」と妻に振り返られることも珍しくありません。そんなときは、「あ、しまった。夢中になり過ぎた」と、いったんカメラを下ろして追いつきます。
散歩中に写真も撮っていますが、撮影だけが目的ではありませんからね。
一人でラッキーを連れているときは、歩きながら無理に撮らず、安全に立ち止まれる場所へ移動してからカメラを出します。
散歩中では自然な写真を撮ることより、まずは安全を優先しています。撮れそうにない場面では、その一枚は諦めて、また歩き出します。次の機会がありますからね。
まとめ
カメラ目線だけを狙わなくなってから、散歩中に撮れるラッキーの姿が増えました。こちらを向かせるのではなく、私が立つ位置を変え、歩いている道や周囲の景色まで一緒に写すようにしています。
正面から撮った可愛い写真も残したいですが、妻と歩く後ろ姿や、何かを見つめる横顔にも、そのときのラッキーらしさがあります。
うまく撮れない日もありますが、普段どおり歩く姿を追いかけている時間も含めて、今は散歩中の撮影を楽しんでいます。
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