休日に愛犬のラッキーと散歩をしていると、途中でぴたりと立ち止まることがあります。匂いを念入りに嗅いでいる様子もなく、こちらが一歩進んでも動きません。
理由が分からないだけに、待つのか、抱っこするのか、それとも帰るのか迷いますよね。
この記事では、散歩中に愛犬が歩かなくなったとき、私が「待つ・安全な場所へ移す・方向を変える・帰る」をどのような順番で試しているかを書いています。
どんな場所では待たずに移動したのか、方向を変えたあとにコースをどう決めたのか、短い散歩で終えたときに何を考えたのかまで振り返ります。
まずは邪魔にならない場所で少し待つ
ラッキーと散歩をしていると、突然その場で動かなくなることがあります。
私が先へ一歩進んでも、前を向いたまま立ち止まっています。横を見たり、足元へ鼻を向けたりすることはありますが、地面の匂いを念入りに調べている様子とは少し違います。
地面や電柱へ鼻を近づけ、匂いを確認するために立ち止まっている場合は、今回とは別の対応をしています。「匂い嗅ぎを待つ場所と切り上げる場所」については、別の記事で整理しました。
以前は、その場で「行くよ」と声をかけ、リードを軽く引いていました。散歩に出たのだから、予定していたコースくらいは歩かせたいと思っていたからです。
でも、ラッキーは引かれて数歩進んでも、また止まることがあるんですね。
「そんなに歩きたくないのか……」
理由を聞けない以上、こちらが考え続けても答えは出ません。そこで今は、後ろから人や自転車が来ていないかを確認し、邪魔にならない場所なら少し待つようにしています。
待っていると、何事もなかったように急に歩き出すこともあります。
こちらが動かそうとしても進まなかったのに、自分のタイミングになると普通に歩き始める。「今の時間は何だったんだ」と思いますが、理由は分かりません。
待てば必ず歩き出すわけではありません。それでも、邪魔にならない場所なら、最初から無理にリードを引かず、少し待って自分から歩き出すかを見るようにしています。
ただ、後ろから人が近づいてきたり、その場に立ち続けると危なかったりする場合は、待つことにこだわりません。
狭い道では抱っこで安全な場所へ移す
我が家のマンション前には、車の通りが比較的多い道路があります。歩道も場所によっては狭く、ラッキーが真ん中で止まると、後ろから来た人や自転車の通り道をふさいでしまいます。
そういう場所では、立ち止まった理由を考える前に抱き上げます。
そのまま数メートル先の歩道が広い場所や、人の流れを邪魔しない場所まで移動し、そこで一度下ろします。
ラッキー本人は、急に抱えられて「まだここにいたかったのに」と思っているかもしれません。ただ、狭い場所で待ち続けるより、まず安全に立ち止まれる場所へ移すことを優先しています。
小型犬なので抱っこで移動できますが、何度も繰り返すと私の腕も疲れてきます。
安全な場所へ着いたら、リードを持ったまま少し待ちます。そこで普通に歩き始めれば、そのまま散歩を続けます。
ところが、下ろしてもまた止まる日があります。
そんなときは、「せっかくここまで来たから」と元の予定にこだわらず、次は進む方向を変えてみます。
抱っこは、無理に散歩を続けるためではありません。狭い場所から移動し、ラッキーがもう一度歩くかどうかを落ち着いて見られる場所を作るためです。
方向を変えても歩かなければ帰る
休日の散歩では、小学校の周りを一周するのがお決まりのコースです。時間に余裕がある日は、小川の遊歩道や、その先の多摩川まで足を延ばすこともあります。
でも、ラッキーが途中で動かなくなった日は、予定していたコースをそのまま進みません。
一度向きを変え、来た道へ戻る方向に体を向けてみます。すると、それまで動かなかったラッキーが歩き始めることがあります。
先へ進みたくなかったのか、帰る方向なら気が向いたのか。本当の理由は分かりません。
戻る方向なら歩ける日は、予定していた小川や多摩川へは向かわず、そのままマンションまで戻ります。小学校の周りを一周する予定だった日でも、途中から帰ることがあります。
以前は短い散歩になると物足りなく感じていましたが、今は予定していた距離より、ラッキーが歩ける方向を優先するようになりました。
散歩へ出た以上、ある程度の距離を歩かなければならない。どこかで、そんなふうに考えていたのでしょう。
それでも歩かなければ、最後はもう一度抱っこします。ずっと抱えて帰ると私の腕も疲れるため、途中で何度か下ろし、歩くかどうかを見ます。でもやはり動かなければ、休みながら抱っこしてマンションまで戻ります。
待つ、移動する、方向を変える。それでも歩かなければ帰る。この順番を決めてから、何とか歩かせようと考え込むことが減りました。
短い散歩で終わると、「今日はこれだけか」と思うことは今でもあります。
でも予定した距離を歩かせようとするより、その日のラッキーが歩ける方向を優先するようになりました。戻る方向でも歩かず、抱っこを続けることになった日は、そのまま散歩を終えています。
まとめ
ラッキーが散歩の途中で歩かなくなったとき、私はすぐにリードを引かず、邪魔にならない場所なら少し待ちます。
狭い道では抱っこで安全な場所へ移し、そこで下ろしても歩かなければ方向を変えます。それでも動かない日は、予定していた距離にこだわらず帰ります。
理由が分からないまま終わる日もありますが、原因を考え続けるより、その場でできることを順番に試すようになりました。
短い散歩になったとしても、ラッキーを無理に歩かせるより、抱っこで一緒に帰る。そんな終わり方を選ぶ日があってもよいと思っています。

